
こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
夏のホール発表会に向けて、多くの子たちの曲が決まりました
(ピアノを始めて1年未満の子や幼児さんの曲は、
もう少し伸びしろを待ってから決めます)。
このブログで今まで何度も書いているように、
今回の発表会では、
「わたしの方でいくつも曲を聴いてもらって
その中から選んでもらう」
というスタイル。
たくさんの曲を知ってもらう機会でもあります。
こちらで何曲もプレゼンさせてもらうけれど
弾く子本人がピンときた曲にする、というのが最優先。
「元気な曲がいい!」
と言っていて
やっぱりそんな曲を選んだ子、
同じように言っていたけれど
翌週には
「やっぱり、今まで元気な曲が多かったから
今度は静かな曲がいい」
と自分の考えを言う子、
直感で選ぶ子、
好きな傾向の曲を聴いて心が傾きつつ
名曲も弾きたい気持ちとの間で悩みに悩んで
やっぱり「好き」を取った子、
ほんとうにそれぞれで、
わたしもとても楽しい選曲タイムでした。
何より本人の希望を優先する・・・
・・・といいつつ、今回の選曲の方向性としては
「ピアノ発表会ではオーソドックスな曲を多めに入れようかな」
という意図がありました。
自分が弾く曲だけではなく
ほかの人の曲を聴いて「あ!この曲知ってる」と思って関心を持って聴けたり
いつかどこかで「あ!この曲発表会で聴いた曲だ!」と思ったり。
そんなふうに、少しだけ世界が広がるような曲が多めだと
楽しんで聴いてもらえるかな、と思いました。
ほんとうは、世の中には素敵な曲は山のようにある。
でも、知らない曲には興味を持てない、という子もいるわけで。
(「みんなが知らない素敵な曲を弾く」というところに魅力を感じる子も一部いて、
わたしとしては、「いいぞいいぞ!」とひそかに応援しておりますが、笑)
さてさて、選曲がひと段落して振り返ってみると
(まだまだ、小さい子たちの選曲が控えていますが)、
有名な曲、発表会で定番の曲の中で
ちょっとおしゃれな日本人作曲家の作品も混じっていて
なかなかいい塩梅におさまったかなと思っています。
発表会、楽しみになってきました!