
こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
先日、年少さんのカウンセリング(体験レッスン)がありました。
最初、場所見知りなどもあったようでしたので、
お母さまとのお話(教室のご説明など)を先にしてから
折を見て体験レッスンをしました。
とても楽しそうにこなしてくれて、
その日のうちにご入会のお返事をいただきました。
このお年頃は、月齢や個々による差がとても大きいので、
カウンセリングがはじまってみないと、
どういうメニューで体験レッスンを進めていくか、
わかりません。
もちろん、だいたいの構想は作ってお待ちしているのですが、
繰り出したものに興味を示さなかったり
逆に予想以上に集中してくれたり
やろうと思っていたことが、既にできていたり。
あるいは
「はじめまして」のこの日にたまたま
眠かったり疲れていたりして
ぐずぐずしちゃうこともあったり。
そんなときはどうしようか、なにをしようか・・・。
まさに「臨機応変」に、対応しています。
なにに興味をしめすか、
なにはまだ早そうか、
右利きさんか左利きさんか、
数字を読めるか、
等速感があるか・・・
たくさんの情報をキャッチしながら
次のメニューを繰り出しつつ、
ご入会となった場合にどこから始めたらいいか
のヒントを集めつつ。
正直、必死なわけですが(笑)
とても楽しくさせていただいています。
さてさて、
もうすぐ年中さんになる、というタイミングでの
この4歳さんとの体験レッスンは、
まずは音を出すところから始めてみました。
手製の動物カードで、いろんな音域の音を出して、まねっこして・・・。
リズムたたきも、最初から音符ではなくて
イラストの言葉をカスタネットでたたいて・・・
(たとえば、「らいおん」の音(おん)の数だけ4つたたくとか)。
この課題のときも、
叩き方、等速でリズムよく叩けるかどうか、言葉を言いながらできるか、
など、ひろいひとり違っている「いまココ」の段階を見極めています。
そのほか、
黒い鍵盤の2つと3つとか
おゆびの番号とか
いくつも順調にこなすことができました。
早速翌週に1回目のレッスンをスタート
初回は、レッスンをはじめるにあたってのお話
(レッスンノートのこととか、
カウンセリングではお話しきれなかったこと、
お教室でのおやくそく、など)
からはじめて、
体験レッスンでやったことの復習をしつつ
少し先のことを入れていくのですが、
気づけば30分間レッスンに集中してくれていました。
初めての「じぶんのならいごとのじかん」。
「ちゃんとできた!」ってこと、
きっと、心の中で誇りに思っているのではないかな、
と感じました。
さあ、ピアノライフのはじまりはじまり。
これから山あり谷あり。
今回はスムーズだったけどね、
まぁ、いろんなときがこれからあると思います。
でも、継続と、お子さまを信じることが、力になってゆくのです。
4歳ちゃんもママも(そしてパパも)、
共に成長を喜び、時には停滞にイリイリしながら・・・
わたしも、
彼女の「音楽を楽しめる人生になる」お手伝いを
させていただきます。
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