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2/10 今度の発表会で「好きな曲OK」でない理由

こんにちは。

ノア音楽教室の大岡史恵です。

 

 

12月に開催したクリスマスコンサートでは、

「自分で選んだ好きな曲を弾く」

ということをテーマとしましたが、

 

次のホール発表会では、

「講師(わたし)が選んだ数曲の中から選ぶ」

ことにしています。

 

大きい生徒さんから、曲が決まってきたこの頃です。

 

 

今日のブログでは、「今度の発表会ではなぜ好きな曲ではないのか」

ということについて書こうと思います。

 

(1/16のブログ「ぼちぼち始まっています」の続きでもあります)

 

 

「好きな曲でない」とはいっても

わたしの方で選んだものが絶対!…なわけではなくて、

 

何曲も候補曲を出した中から、弾きたいと思う曲を選んでもらう

というスタイルです

 

(ただし、ピアノをはじめてからだいたい1年未満の生徒さんや

幼児さんについては、こちらで決めさせていただくことが多いです)。

 

 

自分が選んだ曲に向かうことによるモチベーションの高さも

捨てがたい魅力ではありますが、

 

毎回それでは、子どもたちの世界が拡がりにくいと考えています。

 

 

わたしはピアノの先生という立場ですから、

世の中にどんな素敵な曲があるのか、生徒さんたちよりはるかにたくさん知っていますし、

今もずっとずっと、いろいろなセミナーや新刊本のリサーチなどを通して

勉強・研究し続けているので。

 

過去の名曲の数々はもちろんのこと、

 

現代に生きる作曲家が

今の子どもたちの持ち味を活かせるように

また今の子どもたちの心に響くように作った曲、

 

など、

発表会という場で「映える」曲、

その子の持ち味を発揮できる曲、

発表会が終わっても一生心に残る曲、

 

さまざま考えて、候補曲を提案しています。

 

 

学年が上の生徒さんから、ただいま絶賛選曲中ですが、

 

何曲も目の前で弾いてあげて

その曲の魅力や大変ポイントなどをお話してあげていると

 

「あ、コレ!」と生徒さんの顔がパッと輝く瞬間があるんですよね。

 

 

世の中には、まだ知らないだけで素敵な曲がたっくさんあるんです。

 

いろんな曲と出会ってほしいです。

 

そして、「自分の好き」を見つけてほしいと思っています。