こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
今日は、6年生の生徒さんとのレッスン一コマです。
現在、クリスマスコンサートに向けて
自分で選んだ曲を練習中です。
ボカロの曲を選んだこの生徒さん。
テンポも速めで、
普段のテキストよりもだいぶ難しいものでしたが、
自分で選んだだけあって
いつもよりよく練習をしているもよう。
だいぶ良く弾けるようになってきました。
さて、そうはいっても、つっかえる場所というのはまだあるもので。
そろそろ、そういった箇所を一つ一つ潰していかなくてはなりませぬ。
間違えてしまったら、そのまま弾き進めずに
その箇所を何度も練習し直すこと。
2回続けてうまくいかないなら、
片手に戻ってしっかり確認したのち、
両手で弾くときは超ゆっくりやること!
そんなお話をしました。
そうはいっても、
ワンチャンできるんじゃないか、とつい思いがちで、
2度どころか3度も4度も繰り返し弾き直す・・・
そんなことをやりがちなのが、人ってもので・・・。
そこで言ったのが、タイトルのようなことでした
「指には、成功体験だけをさせよう!」。
たとえば、本当は「ドレミソ」なのに「ドレミファ」と2回続けて弾いてしまったら・・・。
指にとっては、「ドレミファ」と弾く回路を学習してしまったわけです。
これを払しょくするには、絶対に違う回路を通らずに、
そのためにどんなにゆっくりであっても、正しく弾いて、
指に正しい回路を覚えさせてあげることが必要です。
だいたい形になってきた今、
これを積み重ねていくと、
きっと素晴らしい演奏に仕上がりますよ!
まぁ、これとまったく同じことを
8/5のブログでも書いていますけれども、
ひとりひとり、そのときそのとき、
心に引っかかるものが違ったりもするかもしれませんので、
同じことでも少しずつ違う「たとえ」でお話したりして
繰り返し繰り返し、伝えていくことも、
ピアノの先生の役割かなと思っています。
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