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8/22 さり気なく子どもたちの感性に

 

こんにちは。

ノア音楽教室の大岡史恵です。

 

レッスン室に、絵葉書を入れた額を置いています。

 

 

わたしから特別プッシュすることはほぼないと思いますが、

自然な感じで、レッスン室という空間に、

有名画家が描いた絵(絵葉書ですが)を置いておきたいなと思いまして。

 

 

音楽家も画家も、繋がっています。

 

その時代を生き、そこから生まれた芸術たちです。

 

 

興味を示した子には、「この絵、誰が描いたと思う?」とか

「作曲家の〇〇と同じ時代の人だよ」とか

お話することもあります。

 

 

8月の始めに、中の絵葉書を変えました。

 

モネからピカソへ。

 

少し涼し気に感じられたらいいな、と

水色のものをセレクトしました。

 

今のところ、子どもの生徒さんからのリアクションはありませんが、

 

数名の大人の生徒さんから

「これは、誰の絵ですか?」

とたずねられました。

 

ピカソの絵の中でもあまり有名なものではありませんものね。

 

 

子どもの頃から、母に連れられて美術展に行くことの多かったわたしは、

学生になった頃には一人でもよく上野や竹橋などに行くようになっていました。

 

そして、美術展に行くと、つい音楽関連の絵葉書を買い求めてしまっています。

 

それらが今、レッスン室でさり気なく存在してくれています。

 

 

いつかどこかで「あの絵、見たことある!」と繋がったり、

そうでなくても絵画を含め芸術に興味を持つことに繋がったり、

 

・・・絵葉書を飾るなんて、小さな小さな種ではありますが

いつかの何かに繋がったりしたらいいな・・・

淡く淡く、そう思っています。

 

知ってる、興味がある、って、人生を豊かにしてくれると思うから。